Adoは歌い手？歌手？その違いとは何？歌い手時代（昔）はどんな感じ？

２０２３年紅白歌合戦に初出場が決定したAdoさん。

Adoさんは紅白出場に際し「一人の歌い手として、最高の歌を届けられればと思います」と意気込みを語っています。

自らを「歌い手」と称されているんですね。

最近よく耳にするようになった「歌い手」という言葉、「歌手」とはどう違うのでしょうか。

Adoは歌い手？歌手？SNSの声

Adoさんを巡っては「歌い手」なの？それとも「歌手」なの？

という声がSNSでも上がっています。

いまだにAdoちゃんは歌手『も』やってる歌い手って立ち位置やから歌い手感強いねんけど分かる人おる？🤔

— Nov4 (@nova_sing) November 13, 2023

Adoは世界を目指すアーティストだし歌い手というよりはもう歌手だし、簡単に言うのであれば米津玄師的な立ち位置を築いているのでそう苦言を呈す人もいないだろうけど、すとぷりはオタク側からも難色示す人多そう〜

— えぷか (@shin_epuca) November 13, 2023

サブカルチャーはテレビの歌番組には
まだ早いか。でも、Adoさんも元々は
歌手ではなく歌い手だよな。

— まぐ🎣🎹✨@Unhappy Inc. (@Mug_Reloaded) November 13, 2023

歌手じゃなくて歌い手を貫くAdoさん、さすがです。

— 雅 (@8yf09G2QGO9uI1w) November 13, 2023

やっぱAdoさんはどれだけでかくなっても｢歌手｣じゃなく｢歌い手｣なんだなぁ
最近は規模感がバグってるお知らせが多かったけど、こうやって実家にも顔出してくれるから好き

— じゅん🌝ぴ (@jun1217imokenp) October 31, 2023

Adoは「歌い手」から「歌手」になった、という意見。

Adoは「歌手」ではなく、「歌い手」を貫いている、という意見。

いろいろな見解がありますね。

Adoは「歌い手」？「歌手」？

Adoさんは「歌い手」でしょうか？

それとも「歌手」でしょうか？

『歌い手』と『歌手』はざっくりいうと、以下のように定義できます。

「歌手」は歌うことが職業の人。歌で稼いでいる人。
「歌い手」は主に動画共有サイトなどの投稿で歌っている人。歌うことが職業ではない人。

Adoさんは、１４歳の頃に自宅のクローゼットに自作した「スタジオ」で歌って、ニコニコ動画で配信したところから活動を始めています。

この時点ではAdoさんはまさしく「歌い手」であると言えますね。

一方、現在のAdoさんは数々の楽曲を発売し、ライブを行うなど歌を職業とするプロであることは誰もが認めるところ。

そういう意味では、「歌手」であることも間違いないと思います。

言葉の定義で分けるのであれば、

Adoさんは、「歌い手」出身の「歌手」である。

といっていいのではないかと思います。

ただし、

Adoさん自身が「一人の歌い手として」と語っているように、ご自身としては「歌手」よりも「歌い手」を名乗りたいのかな、とも思います。

原点を忘れないというか、商業ベースの「歌手」よりも親近感のある「歌い手」でいたいというか、そんな気持ちでいるのかもしれません。

Adoの歌い手時代（昔）はどんな感じ？

ニコニコ動画で「歌ってみた」を投稿していたAdoさん。

メジャーデビュー前、正真正銘の歌い手時代はどんな感じだったのでしょうか。

自信が持てるものを見つけて、極めていくために行動するのは本当に大事ですね。

「歌い手」と「歌手」その違いとは何？

そもそも「歌い手」と「歌手」はどう違うのでしょうか？

言葉の意味を詳しく調べてみます。

歌い手（うたいて）

「歌い手」は、動画共有サイトに自身が歌っている様を動画に撮って投稿したり、インターネット上で生中継したりする人を意味する。大手動画共有サイト「ニコニコ動画」で話題になることが多い。
歌い手は他のアーティストの楽曲をカバーするのが一般的である。歌い手が投稿する動画には「歌ってみた」というタグが付けられ、動画のタイトルにも「歌ってみた」が含まれることが多い。

出典：実用日本語表現辞典

主に「ニコニコ動画」で自身が歌っている動画を投稿・生中継する人＝「歌い手」ということのようですね。

他に、一般的に「歌い手」は顔出ししないことが特長である、という見解も見られました。

歌手（かしゅ）

歌をうたうことを職業とする人。
出典：実用日本語表現辞典

これはそのままの意味ですね。

「歌手」はメジャーデビューもしくはインディーズデビューしており、CDをレーベルから発売して収益を得ている人のことである、という見解もありました。

つまり、こういうことですね。

「歌手」は歌うことが職業の人。歌で稼いでいる人。
「歌い手」は主に動画共有サイトなどの投稿で歌っている人。歌うことが職業ではない人。

昔はオーディションなどを経てデビューする「歌手」しかありませんでした。

しかし、近年は動画サイトに「歌い手」として投稿するうちに人気が出て、メジャーデビューする「歌い手」出身の「歌手」が増えていますね。

逆に、小林幸子さんなど、すでにメジャーな存在である歌手がニコニコ動画に投稿を始めて「歌い手」となるケースも。

「歌い手」と「歌手」の境界線は今後さらに曖昧になっていくかもしれません。

Adoは歌い手？歌手？その違いとは何？について私の見解

まとめ

Adoさんは「歌い手」なのか「歌手」なのか？についてご紹介しました。

Adoは「歌い手」出身の「歌手」であるといえそう。
Ado自身は「歌い手」を称し、メジャーな存在となった現在も「歌い手」のマインドを持ち続けている

最後までお読みいただきありがとうございました。