【すずめの戸締まり】かしこみかしこみの呪文の意味は？のりと(祝詞)の全文現代語訳！

新海誠監督の大ヒット映画「すずめの戸締まり」。

草太が扉を閉める時に言う決め台詞「~かしこみかしこみ~お返し申す！」が印象的ですね。

聞いただけでは意味がわからないこの呪文のようなセリフの全文・現代語訳をご紹介します！

かしこみかしこみの呪文の意味は？草太の決め台詞が話題に

草太が戸締まりをするときに唱える呪文。

「かしこみかしこみ謹んでお返し申す！」だけは聞き取れますね。

「すずめの戸締まり」観てきました🎬

ドキドキ感、ワクワク感が止まらない作品でした！
めちゃくちゃよかった…

扉を閉めるときの呪文、口ずさんじゃいますね、呪文っていいですよね、心くすぐる…💪

ダイジンがァ〜〜〜可愛すぎます〜〜〜#すずめの戸締まり #すずめ行ってきます pic.twitter.com/Mh5ogpCXnM

— 井上桃花 (@inoue_momoka04) December 14, 2022

#すずめの戸締まり
草太さんのこの部分の呪文唱えるとこ、超かっこいいです(≧∀≦)

— 有一朵夢華（ユイトムカ) (@youidwo_monhua) November 14, 2022

松村北斗さんが声優を務める草太の神秘的な呪文。

かっこいいという声もたくさんあがっていますね。

【すずめの戸締まり】草太の呪文・のりと(祝詞)の全文現代語訳！

草太の呪文の意味をさっそく見ていきましょう。

全文を現代語に訳すと？

草太の呪文の全文はこちらです。

かけまくしもかしこき日不見（ひみず）の神よ。
遠つ御祖（おみや）の産土（うぶすな）よ。
久しく拝領（はいりょう）つかまつったこの山河。
かしこみかしこみ謹んで、お返し申す。

現代語に訳すと、

言葉にしてもうしあげるのも畏れ多い日不見（ひみず）の神よ。
遠いご先祖のこの土地の守護神よ。
長らくお預かりして治めておりましたこの山河を
畏れながら畏れながら謹んでお返し申しあげます。
Yahoo知恵袋より引用

「神様からお預かりしていた先祖代々の土地をお返しします」って感じでしょうか。

「かしこみ」の意味は？

「かしこみ」は「畏れながら（おそれながら）」という意味。
「畏れ（おそれ）」とは、敬い、かしこまる気持ちを表している

「かしこみかしこみ」は神様に対して敬いながらも申し上げます、ということなのですね。

日不見（ひみず）の神って？

日不見（ひみず）の神の意味について、新海誠監督がインタビューでこう語っています。

『ヒミズの神』はひとつは”火と水”という世界の全て、さらに『日が見えない』で日不見、地下にいるみみずのことを表して、イコール大地そのものですよね。

Mapionニュース

大地そのものを表している神様ということなのですね。

呪文はのりと(祝詞）？元ネタはある？

この草太の呪文について、新海誠監督の回答はこちら。

元ネタは特にないんですけど、いわゆる祝詞について簡単に調べた上で自分で作った言葉

Mapionニュース

祝詞（のりと）とは、「神道で神職が神に対して唱える言葉」のこと。

神社で神主さんが祈祷のときに唱えていることばのことですね。

呪文は新海誠監督のオリジナルの祝詞だったのですね。

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【動画】かしこみかしこみ~草太の決め台詞

だいたいの意味がわかったところで、草太の呪文シーンの動画をどうぞ。

／／
「謹んで #お返し申す！」✨🗝️
＼＼

映画『#すずめの戸締まり』
草太の「#戸締まり」シーン
新規映像を公開！！🎬

いよいよ公開まで
1時間を切りました！⌛️#新海誠 監督集大成にして
最高傑作の本作

ぜひ劇場でご堪能ください！🪑#新海誠 #原菜乃華 #明日公開 pic.twitter.com/0vKUEJynH9

— 映画『すずめの戸締まり』公式 (@suzume_tojimari) November 10, 2022

松村北斗さんの声にのせて聴くと、さらに神秘的で力強さを感じますね。

意味がわかると更に味わい深いです。

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【すずめの戸締まり】草太ののりと(祝詞)について私の感想

まとめ

映画「すずめの戸締まり」で草太が唱える祝詞の呪文について意味をご紹介しました。

・呪文は新海誠監督のオリジナル
・意味は「神様からお預かりしていた先祖代々の土地を大地の神にお返しします」という感じです。

最後までお読みいただきありがとうございました。